神話のたび

国産み神話

国産み神話から天孫降臨、そして神武天皇まで、古事記のハイライトともいえる物語の舞台となった宮崎は、まさに神々のふるさと。

はるかな古代への入り口は街角のあちこちにひっそりと扉を開けている。神話をめぐる小さな旅に出かけてみよう。

世界のほとんどの神様は天地創造をするけれど、日本の場合は男女神である伊邪那岐命、伊邪那美命が「産む」ことによって国土ができたということになっている。

まず、淡路、四国を産み、次に隠岐、九州、壱岐、対馬、佐渡を産み、さらに本州を産んで、大八島国という名ができた。

両神が産んだのは国土だけでなく、太陽の神・天照大神をはじめとする三十五柱もの神々も産んだ。

ギリシャ神話にも匹敵する古事記のダイナミックな物語は、すべて両神が産んだ神々の子孫たちが演じることになる。